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2013/11/14 キーキャラクター出現率アップ!チェインストーリーフェス! 2013/11/07 キャラ経験値を荒稼ぎ!ギルド長シルヴァの防衛訓練クエスト 2013/11/05 120万ダウンロード突破!ログインして精霊石を貰おう! 2013/11/01 緊急イベント!黒の軍勢の包囲網を突破せよ! 2013/10/23 5人のSRがクエストに登場!!Trefleコラボクエスト! 2013/10/18 100万人達成記念クエスト!特製「ミリオンインパクト」を貰おう! 2013/10/10 まおゆう魔王勇者コラボクエスト!軍事教練とメイド道 2013/10/10 この我のものとなれ!まおゆう魔王勇者コラボフェス 2013/09/27 シャイニング・ブレイドコラボクエスト!SRレイジと武器を手に入れよう! 2013/09/27 コラボキャラ大集合!シャイニング・ブレイドコラボフェス 2013/09/27 初コラボ記念!ログインして精霊石を貰おう! 2013/09/20 SR以上出現率アップ!聖王女ユリアナ見参、夕闇に染まる黄昏の女剣士フェス 2013/09/20 牢獄の魔神襲来!強大なる力"コロパティロン"を手に入れよ! 2013/09/18 80万ダウンロード突破!ログインして精霊石をGETしよう! 2013/09/13 ただいま聖都でSR以上出現率アップ中! 2013/09/12 初アップデート記念チェインクロニクルご愛顧キャンペーン 2013/09/07 70万ダウンロード突破!ログインして精霊石をGETしよう! 2013/09/06 清廉の泉騎士団出撃!Aランク武器がもらえる緊急クエストも! 2013/08/30 SR以上出現率超絶アップ!魔法使いフェス 2013/08/30 祝!60万ダウンロード突破!ログインして精霊石をGETしよう! 2013/08/29 【予告】魔法試験クエスト~魔法学園の中間試験~ 2013/08/23 新武器多数!追加ストーリーも!ダスティの実戦販売2 2013/08/22 新たな仲間の待つ新エリア「精霊島」開放 2013/08/19 経験値を荒稼ぎ!ギルド長シルヴァの戦闘訓練 2013/08/19 ついに新エリア「精霊島」開放 2013/08/19 50万DL突破記念!精霊石を毎日もらおう 2013/08/15 ドラゴンスレイヤー「ヴォルグ」で黒龍を狩りまくれ! 2013/08/15 合成経験値2倍!グレートサクセスアップ 2013/08/14 冒涜の魔神襲来!強大なる力"カタリス"を手に入れよ! 2013/08/14 レイドイベントにおけるフリーズなどの諸症状に関して 2013/08/12 【予告】魔神カタリス襲来!ニコ生同時配信 2013/08/11 接続しづらい問題に関して 2013/08/09 ニコニコ生放送緊急配信決定! 2013/08/09 チェインクロニクルTwitterキャンペーン 2013/08/08 新たな仲間の待つ新エリア「湖都」開放 2013/08/08 パトリシアからの緊急依頼!ゴブリン討伐クエスト 2013/08/08 20万DL突破記念!精霊石を毎日もらおう 2013/08/08 ただいま僧侶アルカナの出現率アップ中! 2013/08/06 初心者応援!ストーリーを進めて精霊石を貰おう!
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さてさて私、サボりンダーもパックを作ることにしたわけですが、 他のパックとは少しばかり勝手が違います、ご了承ください。 スーパーレア及びベリーレアはなし(高レアリティのカードは作るの躊躇う) 全カードが新作である 皆さんの考えた能力や種族をなるべく取り入れる ・・そして、今日中(8/14)に全収録カードを作り終えること のはずでしたが、やはり間に合いませんでした(汗 というわけで8/14+深夜で終わらせることに。 8/15 am3 00 完成。 結論・12時間あれば、0からでもパック(全60種)は作れる。 総合的にみて高スペックなカードが多い。見るからにぶっ壊れもある。 光:「高スペック」なカードが多い。 水:「怖い」カードが多い。壊れカードの名産地か? 闇:何故だか知らないが「スレイヤー」持ち多数。 火:まあ、順当。自然と立ち位置的に似てる。 自然:割とおとなしめ。如何とも説明しがたい。 多色:多色補正・・という名のオーバー感が否めない。 アカシック・クロニクル(全60種) レア (12種) 光 悠久の精霊サンデオン 光 H・ソウル・アポカリプス 水 航界卵UFO-ヘルパング 水 X・キサナティック・X 闇 落日の呪鎗アイザント 闇 E・ソウル・アドバンテージ 火 アサイラント・ワイバーン 火 G・ユニバース・ゲート 自然 抵抗の超人 自然 F・ライフ・トラップ 多色 デンドロビウム セイクリッド・モアイ 多色 地獄・Y・スクラッパー アンコモン(24種) 光 聖天使ファト・ミトドーラ 光 極光の守護者アーキ・ベイン 光 防衛の城砦デ・セコム 光 ホーリー・ヒーラー 水 エンペラー・リムジン 水 賢獣オリクヒコエラ 水 豪水の術師オンドル 水 トレイト・シャッター 闇 ロストライフ・ドラグーン 闇 封装魔イモブレン 闇 ドゥーム・ゲート 闇 デプス・スワンプ 火 Dr.サイケ 火 赤烏の突兵フェイダン 火 レトロ・セピア 火 轟砲機アステマイン 自然 大昆虫マルテマンティス 自然 布施妖精コぺリ 自然 緑荘の鋸 自然 桜碧の道標 多色 妖精神ケンエン 多色 蓮聖神ノナーカ 多色 召喚師ルブリン 多色 ヴァル・ファントム コモン(24種) 光 聖騎士ペレドーチェ 光 守護光陣ウェル・シルド 光 予言者エムリト 光 昏樹ヒュプノス 水 ターボ・フィッシュ 水 アクア・クォーク 水 超細胞パエドルア 水 スペル・フェザー 闇 薔薇男 闇 居合戦鬼心中丸 闇 生み出す者ボーン・ボーン 闇 呪魂 ファントム・ベール 火 剣闘士フレア・アンドラ 火 賭博屋タイラー 火 真誠刃シンセンブレード 火 先制野郎パパルタ 自然 ハビエルネイチャーR 自然 獣術士ウーラン 自然 天緑童子オーポル 自然 匠流神速仮家建築術 多色 血風神官ハナビショップ 多色 因果の暴虐サー・ディスト 多色 裂空のコランダム 多色 猛菌鎧冑ウェンディゴ
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[429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 発売日 2003年9月1日 出版社 ソニー・マガジンズ 著者 佐伯明 B zのデビュー15周年を記念して出版された。 B zデビュー20周年の際には、軽装版『B zウルトラクロニクル 1988〜2003』が刊行されている。 主な内容 最新個別インタビュー6万字 デビュー以来の撮り下ろし写真多数 30万字に及ぶ過去のインタビュー 書き下ろし完全ディスク・レビュー 名前 コメント
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トップページ > HQミニシリーズ索引 > れ 好評開催中!! 「ハーレクイン30周年特集」 (~2009/12/02) 『あの頃、憧れは遠くに』? ミニシリーズ:レイクショア・クロニクル 【小説】 著者:スーザン・ウィッグス? 翻訳者:京兼玲子? 2009/08/27発売ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた――親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに……。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。
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強化魔法使い 2次職はエレメンタルマスター 前はゴミ職扱いしていたが修正してさいつよになったやったね 追加コマンド xx4x 裏回りができるように。貫通するため非常に使いやすい Dxx Dxがダウンしなくなる。Dxxまで出すことは少ない、改変にて二発目のFBがダウン属性でなくなった DJxx DJxが同上。決闘に限ってそれなりに使う XX+2XX 改変後に追加された ダウン値高いけど強い でもMP消費もひどい ZZXX に新規追加コマンド、杖で2回殴った後FBを二発撃つ、二発目はダウン属性 2013/7/3のスキル改変にて ・dxxの2発目のFBが非ダウンに ・新規コマンド追加:zzxx ・チェーンバーストの威力が上方修正(2倍ぐらいに)、威力がヘルスト並に ・マジックミサイルの仕様変更、対象選択がランダムではなくなり、最寄りの敵に誘導するようになった。 ・ブリザードシャワーの仕様変更、発動時に周辺の敵を凍結させるように ・ブレイズステップの威力上方修正、フルヒットなら300相応に ・メディテーションの仕様変更、CTが60秒になりMP+40*5=200回復に などの調整が入った 画像 スキル名 効果 属性 MLv MP CT 備考 チェーンバースト (Lv5)ファイアボール(小)を無作為乱射し、魔法攻撃力359%のダメージを与え、最後に魔法攻撃力383%のファイアボール(大)にて攻撃。目の前の敵を殲滅する。(覚醒中はファイアボール(小)のHIT数が+3される) SA 5 120 5 覚醒アクセラで4336%という神火力。ダウン属性なのでSAに密着して撃とう。メモ対応、FBの大きさが20%向上し、火傷効果が追加される。 メディテーション (Lv5)瞑想状態に入り、短い間(5秒間)、自然MP回復量(毎秒+40MP)が飛躍的に上昇させる。攻撃を受け、瞑想状態が解除されると効果が消え去る。 A 5 - 10 60秒毎にMP200回復する。メモ対応、CTが15秒短縮され、被弾時に瞑想状態が解除されなくなる、必須。 ワイズマントレーニング 基本魔法攻撃力が150増加する。 P 5 - - SP余るので取ろう ファイアーバレット (Lv5)ファイアボールに消耗するマナが減り、ファイアボールの射程距離が増加する。(消費MP-30%、射程+50%) P 5 - - Xのファイヤーボールのみ適用 射程が長くなるので扱いやすくなる。 マジックアドレナリン 10秒の間、魔法攻撃力50%を増加させる B 5 100 10 取るなら後から。アドレナ使って何ぶちこむのかよーく考えて取れ マジックミサイル (Lv5)美しい軌跡を描きながら敵を追い詰め、魔法攻撃力435%にて6回攻撃する純粋な魔法の塊を発射する(覚醒時8回打撃) SA 5 225 10 適正に持ってくと威力不足であまり役に立たない反面、過剰武器や低Lvダンジョンでは非常に便利メモ対応、魔法弾のhit数が2倍に増加し、弾速が50%上昇する。使うなら必須。 オーバーロード オーラアクセラレータ系の持続時間が増加し、消費マナが減少する。(持続時間+10秒、消費MP-30%) P 5 - - バフを多用するならMP管理が多少楽になる アクセラ使いこなすために取れ サークルフレイム (Lv5)ファイアボールを放射状に発射し、魔法攻撃力120%で周りの敵を連続攻撃する、発射した直後のファイアボールは威力が低い(39%)。(ジャンプ中にも使用できる) A 3 40 6 仕様変更により貫通数が上がったがMP回収がなくなり威力が落ちた。 インフィニティマナ 最大マナ量が100増加する。 P 5 - - MP上限が400になる(Lv5) MP管理が楽になる、必須 ブリザードシャワー (Lv5)使用時に周辺の敵を凍らせて、周囲半径10M に無作為にて15個の氷を落とし、打撃を受けた敵に魔法攻撃力383%のダメージを与え、3秒間凍傷(行動不可)状態にする。(ジャンプ中にも使用できる) SA 5 225 15 凍結中はSAと同じような状態になり相手が動けなくなる、スキルリレーの始動で撃つと強力、ただしハーメル後半のボスは属性抵抗値が高く凍結状態にならないので注意。必須。 インファナルウェーブ ワンドを振り回して物理攻撃力313%にて3回打撃後、ライトニングボルトにて魔法攻撃力116%にて連続攻撃。さらにメテオコールを放ち、魔法攻撃力198%にて連続攻撃で仕上げる必殺コンビネーション。 SA 5 250 23 ペシ ペシ ペシ ビビビビビビビビビビビ ボボボボボボボボゥ 物理939%+魔法2860%、ゴミ ブレイズステップ (Lv5)スキル発動時に周囲を魔法攻撃力152%で攻撃し、業火を足元に集めて、17秒の間に足元で発する火炎で魔法攻撃力の164%にて敵を周期的に攻撃し、自分が立っている地面に火炎で点火する。発した火炎はその地面上の敵に63%魔法攻撃力で連続攻撃を与える。 SA 5 300 30 Lv5フルヒットで6152%ほど、暗転が長め(火が出るまで)なのでリレーに使えなくもない コンボ HMにコンボなんてないおwwwwwwwwwww アイシャコンボの派生とか途中の拾いがDJXになるだけですし それするぐらいならFB出してたほうが強いですし (敵壁に押し込んで)XX4X 6XX4X 6XX4X X SA ぐらいじゃないんすかねwwwwwwふひwwwwwwwwwwwwwwww ____ /_ノ ヽ、_\ ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <壁に押し込まないといけないのに/⌒)⌒)⌒. ⌒(__人__)⌒ \ /⌒)⌒)⌒) Xから入るわけないおwwwwwwwwwww| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // | (⌒) | | | / ゝ / | ノ | | | \ / ) / ヽ / `ー'´ ヽ / / | | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ ン Q.決闘にHMは必要ですか? A.Yes, Tom is a pen. (はっきり言って要らない) Q.狩りにHMは必要ですか? A.Of course! Because Jack is a book. (居なくても何とかなる) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (無題02.png) パンツ職人の異名は伊達じゃない ちょっと追加
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┃電撃(マジシャン) ライトニングマスタリー 雷の精霊を自在に操る技術。電撃攻撃力と抵抗力を上昇させる。 SLv 必要Lv 電撃攻撃力 電撃抵抗力 1 7 8 18 2 19 11 48 3 31 14 78 4 43 17 108 5 55 20 138 6 67 23 168 7 79 26 198 8 91 29 228 9 103 32 258 10 115 35 288 11 170 36 318 12 37 348 13 38 378 14 39 408 15 40 438 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) ライトニングボルト 雷の精霊を使った初級魔法。小型の電撃を飛ばして攻撃する。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(貫通) 攻撃 貫通数 1 7 14 1.0 74 3 2 13 24 145 3 19 34 229 4 25 44 328 5 31 54 442 6 37 64 570 7 43 74 713 8 49 83 871 9 55 103 1046 10 61 283 1239 11 170 283 1822 12 2490 13 3248 14 4095 15 5043 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) チェインライトニング 雷の精霊を敵に飛ばし攻撃する。命中時に拡散し、周囲の敵にもダメージを与える。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 攻撃 範囲 1 10 20 2.0 87×3 約3.6m 2 16 31 154×3 3 22 41 234×3 4 28 51 328×3 5 34 62 437×3 6 40 72 561×3 7 46 83 702×3 8 52 93 854×3 9 58 104 1025×3 10 64 114 1210×3 11 170 298 1745×3 12 2360×3 13 3052×3 14 3831×3 15 4697×3 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) ライトニングチェイス 雷の精霊を稲妻の形に凝縮して攻撃する。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 攻撃 範囲 1 22 43 4.5 246 4m 2 28 54 344 3 34 65 456 4 40 76 583 5 46 87 728 6 52 98 884 7 58 109 1058 8 64 120 1247 9 70 131 1454 10 76 142 1678 11 170 315 1995 12 2341 13 2715 14 3120 15 3555 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) ライトニングサークル 特定範囲に雷の嵐を呼びだし攻撃する。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 攻撃 範囲 攻撃間隔 1 34 98 4.0 261×3 約3m 0.5秒 2 40 115 4.2 322×3 3 46 131 4.4 390×3 4 52 148 4.6 460×3 5 58 164 4.8 537×3 6 64 181 5.0 618×3 7 70 197 5.2 707×3 8 76 214 5.4 800×3 9 82 230 5.6 900×3 10 88 247 5.8 1004×3 11 170 472 1248×3 12 1512×3 13 1800×3 14 2108×3 15 2440×3 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) クルエルティライトニング 大量の雷を圧縮した球体を発射し、敵にダメージを与える。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃(単体) 攻撃 1 46 197 8.0 130×3 2 52 221 180×3 3 58 246 9.0 239×3 4 64 271 307×3 5 70 296 10.0 383×3 6 76 320 469×3 7 82 345 11.0 564×3 8 88 370 667×3 9 94 395 12.0 780×3 10 100 419 902×3 11 170 708 1123×3 12 1371×3 13 1647×3 14 1950×3 15 2282×3 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) [547] サンダースフィアー 強力な電撃を瞬間的に帯電させ、直線上の敵に2回強い攻撃を放つ。 対象は強力なライトニングエレメンタルによりライトニング抵抗力が低下する。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(貫通) 攻撃2(貫通) 貫通数 攻撃 電撃 攻撃 電撃抵抗力 成功率 効果時間 1 73 328 10.0 2008 -250 100% 7秒 2008 各5 2 79 355 2290 -300 2290 3 85 381 2593 -350 2593 4 91 408 2916 -400 2916 5 97 434 3261 -450 3261 6 103 460 3626 -500 3626 7 109 487 4011 -550 4011 8 115 513 4417 -600 4417 9 121 540 4852 -650 4852 10 127 566 5303 -700 5303 11 170 755 5930 -750 5930 12 6589 -800 6589 13 7292 -850 6589 14 8034 -900 8034 15 8816 -1000 8816 lastupdate 2016.9.10 (160907) 攻撃1デバフ追加(修正前:デバフなし)、説明文変更(修正前:強力な電撃を炸裂させ、直線上の敵に 2連続攻撃を放つ。) / firstupdate 2015.9.22 (500.0.268)m_4_2_thundersphere イミテッドフラッシュ 使用者の周囲の敵に稲妻を落とし、帯電したフィールドのマナを利用して 5連続攻撃する技。 攻撃された敵は感電状態になる。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 強化 (移動手段搭乗不可) 攻撃2(範囲) 攻撃 範囲 電撃 攻撃力 持続 時間 攻撃 攻撃 間隔 範囲 電撃(5秒) 持続的HP 成功率 1 82 394 14.0 540 7.25m 20% 5秒 480×5 0.95秒 約5.5m -222.60 100% 2 88 423 622 30% 544×5 -238.80 3 94 451 710 40% 613×5 -255.00 4 100 479 805 50% 686×5 -271.20 5 106 507 909 60% 765×5 -287.40 6 112 536 1017 70% 848×5 -303.60 7 118 564 1133 80% 935×5 -319.80 8 124 592 1255 90% 1027×5 -336.00 9 130 621 1386 100% 1125×5 -352.20 10 136 649 1524 110% 1228×5 -368.40 11 170 809 1683 120% 1346×5 -384.60 12 1850 130% 1470×5 -400.80 13 2028 140% 1602×5 -417.00 14 2213 150% 1739×5 -433.20 15 2410 160% 1884×5 -449.40 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) トランスファーライトニング 強力な電磁場を発生させ、前方の敵を攻撃した後、対象 1人に電撃属性を転移させ、周辺にいる者に大ダメージを与える。 ※説明文と違い解析上は、範囲が先で、後から貫通となっている(15/9/22) SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 攻撃2(貫通) 攻撃 範囲 攻撃 間隔 電撃(成功率:100%) 攻撃 貫通数 電撃抵抗力 持続時間 1 91 437 18.0 2016×5 3m 1秒 -273 1.2秒 1612 5 2 97 465 2265×5 -291 1803 3 103 493 2530×5 -309 2005 4 109 522 2811×5 -327 2219 5 115 550 3107×5 -345 2444 6 121 578 3426×5 -363 2685 7 127 606 3757×5 -381 2935 8 133 635 4105×5 -399 3197 9 139 663 4472×5 -417 3473 10 145 691 4856×5 -435 3762 11 170 809 5218×5 -453 1.5秒 4032 12 5595×5 -471 2.0秒 4313 13 5988×5 -489 2.5秒 4606 14 6396×5 -507 3.0秒 4909 15 6820×5 -525 4.0秒 5225 lastupdate 2015.9.22 (500.0.268) [550] デフォーミティ 雷属性の攻撃力で3連撃を与える。対象の火炎と氷属性抵抗力を低下させる。 SLv 必要Lv 消費MP ディレイ 攻撃1(範囲) 電撃(範囲) 攻撃2(範囲) 攻撃 電撃(5秒) 範囲 冷気抵抗力 (5秒) 成功率 範囲 攻撃 攻撃 間隔 範囲 火炎抵抗力 成功率 1 102 489 18.0 2595 -115 100% 4.5m -115 100% 3.5m 2595×2 0.7秒 3.5m 2 108 517 2879 2879×2 3 114 545 3181 -150 -150 3181×2 4 120 573 3501 -190 -190 3501×2 5 126 602 3761 -240 -240 3761×3 0.6秒 6 132 630 4030 -300 -300 4030×3 7 138 658 4306 -350 -350 4306×3 8 144 687 4591 -400 -400 4591×3 9 150 715 4886 -450 -450 4886×3 10 156 743 5193 -500 -500 5193×3 11 170 809 5384 -550 -550 5384×3 12 5587 -650 -650 5587×3 13 5785 -750 -750 5785×3 14 5993 -850 -850 5993×3 15 6207 -950 -950 6207×3 lastupdate 2016.9.17 (160907) 雷撃と攻撃2の間に7秒間の効果が増えているが、実際効果の内容ナシ/ firstupdate 2015.9.22 (500.0.268) m_4_2_deformity
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【作品名】ガンダムバトルクロニクル 【ジャンル】ゲーム 【共通設定】 全方位核攻撃:ガンダム試作二号機が使う超必殺技 数kmはあるフィールド全体を覆う核爆発を起こして攻撃する レーザートーチ:アッグが使う武装、機械から発射されるので機械レーザー 【名前】クィン・マンサ 【大きさ】先鋒より2,3倍以上でかいロボット 【攻撃力】胸部メガ粒子砲:全方位核攻撃の2/3程の威力のビームを発射する レーザートーチの3倍以上の弾速で射程はkm単位 レーザートーチが5m先に届くまでの時間で2発の感覚で連射可能 99発撃つとリロードが必要、リロードにかかる時間はレーザートーチが100m先に届くまでの時間 残弾は無限 腕部メガ粒子砲:指についているビーム砲、射程威力弾速リロードその他諸々はほぼメガ粒子砲と同じ 頭部メガ粒子砲:頭についているビーム砲、射程威力弾速リロードその他諸々はほぼメガ粒子砲と同じ メガビームサーベル:先鋒並みの大きさがあるビーム剣、一発の威力が全方位核攻撃の2/3程の威力 【防御力】全方位核攻撃の直撃に数発耐える 【素早さ】レーザートーチが30m先から発射された後で回避可能 レーザートーチの1/2程の速度で空を飛び回れる 【特殊能力】宇宙空間で戦闘可能 2スレ目 594 名前: 格無しさん [sage] 投稿日: 2009/05/25(月) 01 12 52 クィン・マンサ(バトルクロニクル)考察 普通にサイコガンダム(バトルクロニクル)と=
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ 3章 (54)虚空の大穴 全てを呑み込む穴の驚異は、ウルザを吸い込むだけに止まらなかった。 「うわああああああああ!!」 戦場に悲鳴が、こだまする。 ウェザーライト号のブリッジでは、アラートが騒がしくがなり立てていた。 それもそうだろう。今、ウェザーライトの船体は四五度近くの傾きをもって、船首を上にして斜めに傾いでいるのである。 ただ事ではない。 しかし、そのような窮状であるにも関わらず、周囲にウェザーライトを救おうというフネはない。 なぜなら、他のフネも大なり小なり似たような状況であるからだ。 艦隊は上空からの襲いかかる強力な吸引力に、必死に逆らっていた。 浮力を調整し、自重と重力で対抗する。 だが、重量級のフネなどはそれでいいが、船体の軽い船などは徐々にコントロールを失い、上空へと引き込まれて始めている。 フネは元来このような事態に対処できるようには作られてはいないのだ。 唯一幸いだったのは、このような状況の為に、両軍の戦闘行動が一時中断していることだろうか。 謎の力の影響を受けているのは、何も連合艦隊だけではない。アルビオン側のフネも同様である。 その証拠に、ベキベキという音を立てながら、一隻のアルビオン巡洋艦が、甲板を引きはがされて、破片をばらまきながら空中分解した。 両軍とも、現状を維持するだけで手一杯で戦闘どころでは無いのだ。 混乱の原因、それはプレインズウォーカー同士の戦いの余波に他ならない。 奇しくもそれは、象と蟻の例えを現実のものとしたのである。 ワルドが穿った奈落の大穴。 それはプレインズウォーカーであろうとも引き込んで捕らえる、恐るべきものであった。 だが、それだけの力が、周囲に影響を及ぼさないはずがない。 今のワルドにとってはささやかな余波でしかないそれが、戦場にある全てのものを大穴へと向かって引き込もうとしている力の正体だった。 「モンモランシー! ギーシュ!」 そんな混乱の中で、ウェザーライトのルイズは声を上げた。 ブリッジ内が強烈な風になぶられている。 ドラゴンに破壊されたブリッジの亀裂から、猛烈な勢いで空気が吸い出されているのだ。 吸い上げられる空気は濁流となって、周囲に激しい気流を発生させている。 外を見れば、フネ、人、飛竜、様々なものが上空へと巻き上げられているのが見て取れる。 そのような状況で、ギーシュは右手で必死にブリッジの縁に掴まり、自分とモンモランシー、二人分の体重を支えていた。 既にギーシュの体は浮き上がってしまっており、その手を離せば二人は直ぐにでも外へ放り出されてしまうだろう。 「モンモランシー! しっかりっ!」 「ギ、ギーシュ……」 そう、今や二人の命運は、ギーシュ一人の手にかかっているのである。 「ギーシュッ! 馬鹿なことは止めて手を放して! あなただけなら助かるわ!」 「馬鹿言っちゃいけないよモンモランシー! か弱い女性を見捨てて、自分だけがのうのうと生き残るなんて、そんなのはトリステイン貴族のやることじゃない!」 「でも、このままじゃ二人とも!」 「それこそ望むところだよ! 僕は君を守ってみせる、その為にここにいるんだっ!」 ギーシュ・ド・グラモンはこの戦場に、物見遊山で来ているわけではない。 彼は彼なりの決意を抱いて、この戦場に立っているのだ。 モンモランシーが最初、戦場へ出発するウェザーライトに忍び込むという計画を彼に打ち明けたとき、ギーシュは当然ながら猛反対した。 戦場の恐ろしさや死ぬかも知れないというということを、切々と訴えて説得しようとした。 だが、モンモランシーの決意は固く、彼女はその考えを曲げようとはしなかった。 これにはギーシュもほとほと困り果てた。 何が彼女をそこまで駆り立てるのか、モンモランシーは話してくれなかったが、ルイズが関係しているのだろうということは薄々察することができた。 だからといって彼女がこのまま危険に飛び込んでいくのを見過ごすことなどできはしない。けれど彼女は言って聞いてくれるような雰囲気でもない。 いっそ可哀想だが縄で縛ってでも阻止するべきだろうか、そんなふうに悩んでいるギーシュに、彼女はこう言ったのだ。 『それに、いざとなったらあなたが助けてくれるんでしょ? ギーシュ』 明らかに狙って言ったのは確実であろうに、その言葉はギーシュの頭にガーンときた。 モンモランシーが上目遣いに放った言葉に、ギーシュの頭とハートは一辺に打ち抜かれた。 考えてもみてほしい。 愛しい彼女が、危険な場所に行くのだという。 そしてそこでの頼りになるのは自分だけだと言うのだ。 自分だけを頼りにして、彼女は危険に飛び込むのだという。 自分はそれだけ彼女に信頼されているのだ。 迫る悪漢! モンモランシーのピンチ! そこに颯爽と現れる美しいナイト! ギーシュ・ド・グラモン! ぱぱっと華麗に悪漢を打ち倒し、震える彼女を抱き上げる! 『大丈夫かい? モンモランシー、君は僕が守ってあげるよ』 そう格好良くキメると彼女は 『ギーシュ最高! 素敵! 全部あげちゃう! 抱いて!』 と言ってくるのだ。 (悪くない、悪くないぞ、ギーシュ・ド・グラモン!) 正に英雄譚ではないか。 沸騰した頭で、そんなことを思う。 最初からギーシュに選択権は無かった。 結局ギーシュはモンモランシーの企てに力を貸し、今こうして彼女と一緒にいるのだ。 そんな彼が、掴んだモンモランシーの手を放すわけにはいかない。 だが、心の決意とは裏腹に、肉体は徐々に限界を迎えつつある。 先ほどから縁を掴んでいる右手に、感覚が無くなっている。一点で体重を支えていることで、しびれ始めてきているのだ。 まだしばらくは持つが、長々と耐えられる保証はない。 だからといって、掴んだモンモランシーの手を離すなどは論外だ。 「ギーシュ! 早く手を放して! 私は『フライ』で飛ぶから!」 「馬鹿言っちゃいけない……。『フライ』で飛んだって、こんな状況じゃ焼け石に水さ。どのみちすぐに巻き上げられる」 「でも……」 「ぐうぅ……」 苦しそうにギーシュが呻く。 その声で、モンモランシーにもギーシュに余裕が無いのが伝わってきた。 だと言うのに、この馬鹿な幼なじみは自分の手を掴んで離そうとしない。 元はと言えば、自分が無理矢理連れてきたようなものなのに…… そんな彼の姿を見るモンモランシーの目尻から、光るものが流れていった。 「ギーシュ……」 「モンモランシー……」 しかし、そんなやりとりは、二人以上に焦りを含んだ声に遮られた。 「待ってて二人とも! 今すぐ防御のための『膜』をそっちにまで広げるから!」 ルイズである。 ルイズの周囲には、ウルザが施した強力な防御機構が働いている。 今の彼女は、ウルザが望まない限り、外界からの影響を殆ど受けることがない。 例えギーシュ達が吸い出されるほどの吸引力であっても、ルイズの周囲だけはそよ風が吹いた程度にしか感じないのである。 その防御のための不可視の力場を拡大し、ギーシュ達のところまで広げようというのがルイズの考えた、二人の危機を救う方法であった。 だが、その計画には大きな落とし穴がある。 ルイズの計画を実行するためにはウルザの施した術式に手を加え、自らの手で操作しなくてはならない。 それはただの人間であるルイズが、プレインズウォーカーに立ち向かうという意味であった。 人間とプレインズウォーカーとの間に横たわる溝は深く大きい。普通なら永久に埋められない程の差だ。 しかし、ルイズの手にはそれを狭めることを可能とする道具があった。 ルイズはまず右手に嵌めた、水のルビーに集中した。 そうして、自身とルビーとの『接続』を試みる。 生身のままでパワーストーンを操作しようなど、尋常ならざる技であるが、それがパワーストーンへの高すぎる順応性持ち、すでにその毒に犯されている彼女の武器だった。 ルイズはまずイメージした。 自分自身の境界線を朧気にしていくイメージ。そうして指先にある巨大な力と少しずつ自分を重ねていくことを想像する。 すると一秒ほどで、指先にピリッという電流が流れるような感覚が来た。 これで『接続』は完了である。 『接続』は、呆気ないほど簡単に済んだ。 これでルイズのマナの許容量は拡大され、パワーストーンの莫大な魔力を自身の精神力の延長として行使できるようになった訳である。 勿論、パワーストーンの力を行使すること自体はウルザからは堅く禁止されていることがらだったが、今はそんなことには構っていられない。 そうして水のルビーとの契約を済ませると、続いて風のルビーとも同様の接続を済ませる。 一連の準備を終えると、ルイズは自分の席の前に据えられた平面映像が浮かんでいる磨かれた大理石の上に手を乗せた。 そうして粗くなった呼吸を少しの間整えて、そこに自分の魔力を流し込んだ。 ウルザが操作しているのを見たことはあったが、自分で操作するのは初めてである。そもそも『魔力を流し込む』ということ自体、彼女にとって初めての経験だ。 正直、すぐにうまくいくとは思っていなかった。 だが、意外なことにルイズはウェザーライトと繋がってから数秒で、その操作方法を理解が理解できてしまった。 一つ操作を行えば二つを、二つ操作を行えば四つを。 倍の倍で、操作を行えば行うほどどうやってこのフネを操作すればいいかがフィードバックされてくるのだ。 ウェザーライトの操作というのは、要は『自分の腕』と『魔法』との間のような存在だ。 マナ=精神力に命令を乗せて、それを端末から流し込めば思った通りに動かすことができる。 何も難しいことはない。メイジなら誰しもがやっていることだ。 ルイズはそれをルビーのバックアップを受けながらこなしていく。 一分ほどで表層的な操作について一通り試し終えたルイズは、顔を上げてギーシュ達を見た。 ギーシュは何とかまだ破損したブリッジ外壁近くの柵に掴まっていた。 だが、ルイズの霞む視界ではギーシュ達が今どのような状態にあるのかまでは判別できない。 あとどれだけそんな状況で耐えられるだろうか。 一分、二分? それとも三十秒? 兎も角、急がねばならなかった。 ルイズは再び目の前のコンソールに向き直る。 次はもっと高度な操作を行うつもりだった。 ウェザーライトの操作はある意味潜水に似ている。自分自身であるマナ/精神力を、深く沈ませていく、その深さによって捜査できる範囲が変わってくる。 高度な操作になるほど、より深い深度へと精神を潜り込ませるため、多くのマナを消費する。 だが、幸いにも今のルイズはマナ/精神力に関してなら無尽蔵と言っても良い。 余談であるが、ルイズ自身の精神力は、ロマリアで思い出すのもおぞましい『アレ』と対峙した晩以来、枯渇した状態が続いていた。 普通なら精神力は一晩ぐっすりと寝れば回復してしまうものなのだが、どういう訳か虚無の魔法を行使するための精神力はなかなか回復しなかったのである。 原理はよく分からないのだが、虚無に関する魔法を使用するための精神力の充足には特殊な条件が必要らしく、それが何なのか分からない彼女には回復する術が無かったのだ。 だが、パワーストーンの支援さえあれば、魔力は使い放題である。 無論、代償は必要ではあるが……。 正規の手続きを無視して、強引にウェザーライトの操作系統へと深く潜っていく。 途中、二つほどルイズを拒もうとする障害があったが、そんなものは強引に焼き切ってやった。 そうやってどんどんと潜り込んで、ルイズの脳裏に閃く直感。 あと一層で、自分の周囲を固めている防御の力に手が届く。 そう思い、逸る心のままに新たなマナを注ぎ込んだとき、異変は起こった。 「かっ、はっ!?」 頭の中が爆発したような強烈な頭痛、そして焼け付くような右目の痛み。 「――――――っ!?」 ルイズは声にならない悲鳴を上げて、その手で右目を押さえた。 途端に、 世界の半分がブラックアウトした。 (な、に……?) ルイズは脳裏に疑問を浮かべる。 ひどい頭痛は治まっていない。だが、それすらも凌駕して、ルイズは放心した。 突然世界の右半分から光が消滅したのだ。 いいや、そんなことではない。 ルイズにも本当は分かっている。 これは支払うべき代価だ。 驚くようなことではない。 右目が光を失った。 ただ、それだけのことだった。 そう、最初から分かっていてやったことだ。 「何よ……たかだか右目じゃない、何を驚いているのよ、私は。はん、ばっかみたい、ただそれだけじゃないの」 言って、ルイズは震える手をきつく握りしめると、それをそのままそれを、コンソールへと叩き付けた。 「少し、不便になっただけよ……!」 きつく結んだ唇が切れて、そこから血が一筋流れた。 ルイズは直ぐさま作業を再開する。 最後の門を破り、最深部一歩手前の領域のコントロールを掌握する。 それで十分。ルイズの目的を果たすには、それで必要十分なレベルだった。 (……艦内非常用保安機構。これね) ブリッジ内の様子がルイズの頭にイメージとして伝わってくる。 半径一メイル程度の円が自分を取り囲んでいるのが分かる。ルイズはそこに魔力の触覚を伸ばし、力場を発生させている術式に拡大の式を刻み込む。 すると、ルイズの耳にキーンという耳鳴りのような音が聞こえた。 続いて、ごうごうと鳴っていた風音が止み、バタンと何かが落ちる音がする。 ルイズが慌ててそちらを見ると、重なるように床に倒れているギーシュとモンモランシーがいた。 「た、助かった、のか、僕たちは……」 「どうやらそうみたいね……って、きゃあ! ギーシュッ! どこ触ってるのよっ!?」 「おお、モンモランシー。そうは言っても君が上に乗っているのだから僕からはどうしようもないよ……もっふもっふ」 「いやあ! 顔を動かさないでぇ!」 そんな声を聞いて、ルイズは徐々に緊張を解いていった。 思えば一人ウェザーライトに乗り込んで以来、これが初めて気の抜けた瞬間だった。 気を許せる友人、それがどれだけ大切なものか、初めて分かった気がした。 だが、次に聞こえてきた音が、ルイズに再び緊張を強いた。 「……っ!? 何この音っ、警告音が……変わった?」 再び艦内に鳴り響くアラート。 先ほどまでものとは全く別種の耳障りな音。 そして続いて響いた声に、ルイズは驚愕した。 『コアに対する第三深度の不正な侵入を確認しました。緊急時非常マニュアルに基づき、これよりウェザーライトⅡは精霊による自立航行モードに移行します』 無機質な、声。 この船には闖入者であるモンモランシーを除けば、ルイズの他に乗組員はいない。 つまり、今の声はウェザーライトⅡから流れたこととなる。 ルイズはウェザーライトⅡが喋ることなど、このとき初めて知った。 だが、次に発せられた声は、最初の衝撃を遙かに上回るものだった。 『ただちに不正な設定を破棄。艦内非常用保安に関する設定を復元します』 それはとてつもなく、冷徹な声のようにルイズには感じられた。 「待っ……」 ルイズが言い切る前に、弦を弾いたようなピンッという音が響いた。 それを契機に、拡大したはずの防御の力場が消滅した。 防御が消失したことで、ブリッジ内を再び強風が襲った。 猛烈な勢いで、再び空気が吸い出される。 「う、わっ、わ……」 「え、何? ちょっと……」。 抵抗する力も残されていないモンモランシー達の体が浮き上る。 そして、今度こそ何にも掴まることができず、二人の体は、外へ。 ルイズは呆気にとられながら、二人が外へと放り出されていくのを見ているだけしかできなかった。 そんな彼女に去来するのは (何で?) という疑問。 「モンモランシーッ! ギーシュッ!」 ただ、そう叫んで手を伸ばす。 二人は遠い。 腕は虚空にあって、何も掴まない。 その手に意味なんて無い。それで何かが変わるわけでもない。 二人の姿はすでに見えない。 そう彼女は失敗したのだ。 (何で、何でよ?) 悔しさと怒りで、涙がにじむ。 力を手に入れたはずだった。 それはみんなを救える力だったはずだ。 彼女が思う、立派な貴族が持つべき力。 何事にも背を向けず、誰かの為に戦い抜く力。 決して負けず、誰かの笑顔を守る力。 気高く、誇り高い、そんな力。 魔法が使えなかった彼女が夢見た、理想の力。 ルイズはそれを手に入れたはずだった。 けれどその力は、友達を助けることもできないものだった。 命を削ってまで手に入れたものは、理想とはかけ離れた、ちっぽけなものだった。 ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールはここに現実を思い知らされた。 自分の望んだものは、神様にでもならなければ手に入らないと、思い知らされた。 「ぅ……ああっ、うわあああああっ!」 頬を冷たいものが伝うのを感じながら、ブリッジに開いた穴に手を伸ばす。 友達が消えてしまったその場所に、手を伸ばす。 後悔と未練が入り交じった感情を持て余して、嗚咽する。 結局何もできなかった。 そうルイズの心が絶望に塗りつぶされそうになったそのとき、彼女の半分しかない視界に、一瞬だけ影が差した。 ただ一瞬の交錯。 もうはっきりとした焦点を結べないルイズの瞳。彼女にはそれがなんだったのか分からない。 けれど彼女はその影に、希望を感じた。 だから彼女は、直感だけでその名を叫んだ。 「タバサ!」 空がどんなものかだって? そりゃあ怖いところだよ。 誰だって落ちれば分かる。 ――ギーシュ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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ダウナード・マジシャン(OCG) エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2100/守 200 魔法使い族レベル4モンスター×2 このカードは自分のランク3以下のエクシーズモンスターの上に このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。 この方法によるエクシーズ召喚は自分のメインフェイズ2にしかできない。 このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 このカードが戦闘を行ったダメージ計算後、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。 エクシーズモンスター エクシーズモンスター補助 マジシャン 能力変動 貫通 闇属性 魔法使い族
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (24)女王の召集 行き交う人の群れ、群れ、群れ。群集と言う言葉こそが相応しい光景。 賑わう王都。 それもそのはず、今は国を挙げてのお祭り騒ぎの真っ最中なのである。 数日前の夜のことだ。王都の住民達はすべからく皆、あの月光に照らされた禍々しい浮遊大陸の異様を目撃した。 南方に軍が出払って守りが薄くなったところに、図ったかのようなアルビオン軍の来襲。 王都中に動揺が走り、一時はパニック直前にまで緊張感が高まったほどであった。 しかしそれは、始まりと同様に唐突な終焉を迎えた。 『始祖の光』と呼ばれている謎の光の発現で。 王都中の民達は空を呆然と見上げ、声を失った。 そうしてその光が収まり、夜の闇が再び世界を支配したときには浮遊大陸アルビオンの姿はまるで光に溶かされた霧のように掻き消えていたのだった。 夢まぼろしのような一夜が明けた翌日、国中に王宮からの触れが出された。 そこには始祖ブリミルの加護によりトリステイン王国は神聖アルビオン共和国を退けることに成功した事実と、始祖に指名されたアンリエッタ姫が女王として即位するということが宣言されていた。 また、同時にその触れには翌日、女王の戴冠式と、戦勝パレードが行われることが示されていた。 急な通達に急な祝祭であったが、城下の国民達は王宮の目論見通りに、アルビオンのことなど忘れて喜びに沸いた。 そうして開催されているお祭り騒ぎこそ、今ギーシュとモンモランシーの前で行われている、これまでに無い規模の大祝祭なのであった。 更に、明日の夜には宮廷での舞踏会も開かれることになっているらしい。 まさに上へ下への大騒ぎとはこのことである。 「それにしても、良かったのかしら?」 「ん?何がだい、モンモランシー」 色とりどりに飾られた出店、商人らしき姿の一団が大声を出して呼び込みを行っている。 街を歩く人々は老若男女、その姿は貧者、富豪、平民、貴族と様々だ。 ある者は着飾り、ある者は身分相応の格好をし、またあるものは客寄せの仮装をしている。 そんな人ごみの海を歩く二人の手には小さな旗が握られていた。 旗には百合をかたどったトリステイン王家の紋章が描かれている。 二人はパレードの主役であるアンリエッタを一目見ようと、大通りを目指して歩いているところだった。 同じことを考えているのか、周囲見渡せば同じように旗を持って歩いている者もちらほら見受けられる。 「ルイズのことよ。あのまま置いてきちゃって良かったのかしら」 「うーん。でもほら、積もる話もあるだろうからね。何より家族水入らず二人で話すのを邪魔しちゃ悪いじゃないか」 決してルイズの姉、エレオノールが怖かったので逃げだしたなどとは、口が裂けても言えない。 「そうかしら?」 「そうだよ。帰りにでも何かお土産を買っていってあげれば大丈夫さ」 ただでさえ騒がしく雑多であった人ごみが、ますますその度合いを増してきた。 パレードに近づいている証拠である。 そんな中を歩を進める二人の前を、大柄な男が横切ろうとした。 ギーシュは慌てて足を止めたが、モンモランシーはそのことに気づかずぶつかってしまった。 「きゃっ!」 当然の帰結として弾き飛ばされるモンモランシー。華奢な体がバランスを崩して、白い石畳に尻餅をついた。 「あっ!こら!待ちたまえっ!」 ギーシュが男を呼び止めようと声を上げたが男は立ち止まらず、そのうちその後ろ姿も人の海に消えてしまった。 「いたた……」 「全く酷い奴だ。ほらモンモランシー、掴まって」 転んだモンモランシーに差し伸べられるギーシュの手。 微笑みかけた彼の笑顔が眩しかった。 ギーシュはモンモランシーの手を優しく握ると、今度は力強く引き起した。 彼女は意外な力強さに驚きを覚えながら立ち上がり、その姿を見て「まるで物語の中の王子様とお姫様みたいだな」と思った。 そしてギーシュの顔を思わずじっと見入ってしまうモンモランシー。 しかしそれも一瞬のこと、すぐさま我に返った。 握ったままだった手を慌てて離し、耳まで真っ赤にさせながら手をパタパタと動かして髪や服を整えた。 自分でも明らかにおかしい挙動をしているのはわかっているのだが、ギーシュのその笑顔や仕草は、思わぬ破壊力で心の城壁を打ち抜いてしまいそうだったのだ。 ありていに言えば――ちょっとときめいてしまったのだ。 (ば、ばばばば!馬鹿じゃないの!?相手はあのギーシュよっ!?ただの幼馴染よ!?) 馬鹿な考えと切って捨てようとする刹那、唐突に思い出されるウェザーライトⅡの艦橋。男らしく舵を握ったギーシュの引き締まった横顔。 そしてその後、自分は顔を近づけギーシュの唇にキ (あ、あああああああああああああぁぁぁぁ!!??) 危うく掘り起こしかけた記憶を大慌てで埋める。 両手で顔を覆い、そのことは考えないようにした。 (確かに、盛り上がっちゃってそういう気持ちになったこともあったけど!ノーカウント!違うわ、あれは気の迷いよ!) 伏せていた顔を上げて、ちらりとギーシュを見る。 優しく微笑むギーシュ。その姿にモンモランシーの心臓がとくんっ、と鳴った。 (ぁぁぁああああ!?私ってば!私ってば!?) もしも目の前にベットがあったら全力で潜り込んで手足を振り回していたに違いなかった。 真っ赤になったり真っ青になったり、そしてまた真っ赤になったりするモンモランシーを暖かい目で見守るギーシュ。 まあ、彼にとっては転んだ拍子にちらりと見えた、彼女の可愛らしい下着のことを思い出してニヤニヤしていただけだったのだが。 一方その頃、コルベールはルイズの部屋へと向かっていた。 弱った体のまま、たいした休みも取らずに作業に没頭していたことで、その目元にははっきりとくまができていた。 普段ならしっかりしている足取りもどこかおぼつかない。 そんな状態でもコルベールは生徒の顔を一目見ようと足を動かしているのだった。 愛する生徒の元気な顔を見るまでは一息つけない、それがこの二十年続けてきた『教師』としてのコルベールの生き方なのだ。 コルベールはいつの間にやら目的の部屋を通り過ぎていたことに気づいて慌てて引き返し、ルイズの部屋の前に立った。 部屋の中からは二人の女性の声が聞こえた。 一人は何を言っているのか聞き取れないが、もう一人は「あいだっ!」とか「やめて姉さまっ!」と連呼しているようであった。 「……ふむ」 賑やかな雰囲気に立ち入ることに一瞬の躊躇いを覚えたものの、コルベールはおもむろにドアを三回ノックした。 「あいだだっ!だだだっ!」 一度は解放されたものの、また地雷を踏んだルイズがエレオノールに頬を抓られていると、来客を伝えるコンコンコンというノック音が響いた。 「ほら、ちびルイズ。お客様よ、ヴァリエール家の子女らしく、礼儀正しくお迎えなさい」 ルイズはエレオノールの方を恨みがましい目で見た後、扉の外にいる人物に来訪を歓迎する言葉を伝えた。 コルベールが入室すると、大貴族が使うほど豪華でもないものの、小奇麗に趣味良く整えられた部屋に二人の女性がいた。 その片方、ベットから身を起こしている桃色のブロンドの少女の姿を視界に認めると、コルベールは顔を綻ばせた。 「やあ、ミス・ヴァリエール。加減はどうかな?」 「ミスタ・コルベール!」 その姿を見て興奮するルイズを、エレオノールが肩を掴んで抑えた。 「ミスタ・ウルザから無事とは聞いていましたが、お元気……」 そうですね、と続けようとしたルイズの言葉が詰まる。 目の下にはくま、顔色は土気色、心持ち立っている姿もふらふらしているように見える。 その姿がどう見ても元気そう、とは言いがたかったのだ。 「ご、ご無事で何よりです」 「ははは、今まで作業をしていてね。この後はゆっくりと休ませてもらおうと思っているよ」 休めるかは分からないが、とは続けなかった。 「ごきげんよう、コルベール先生」 「やあ、ミス・ヴァリエール。君もお変わりない様子で」 胸が?という言葉が脳裏をよぎるルイズ。 「ええ、コルベール先生は……大分変わられましたね」 頭が?ととっさに連想してしまうルイズ。 「エレオノール姉さま。姉さまはミスタ・コルベールと顔見知りでしたの?」 「ええ、そうよ。こうして顔を合わせるのは久しぶりですけどね」 「いやいや、昔から変わらぬ美しさですぞ」 にこやかな談笑と思いきや、エレオノールは挨拶もそこそこに、鋭く話の核心を突いた。 「それで、コルベール先生。うちの不肖の妹がどうしてあのフネに乗っていたのか、ご説明していただけませんか?」 虚無の使い魔こと、プレインズ・ウォーカーウルザが部屋に入ってきたのは、コルベールがエレオノールの執拗な追求に音を上げかけたそのときだった。 「ああ、ミスタ・ウルザ!良いところに来て下さいました」 先客を気にも留めず、ベッドの横に置かれた椅子に座ろうとしたウルザであったが、コルベールの懇願にも似た声に動きを止めた。 「何ごとかな、ミスタ・コルベール」 「いえ、大した用件ではないのですが……」 その言葉を聞いたエレオノールの目が釣り上がる。 「大したことでは無いとはどういうことですか。うちのルイズが戦争に参加することが大したことが無いと、先生は仰りたいのですか?」 「ああ、いえ、そう言うことでは無く……」 エレオノールに問い詰められるコルベール。先ほどからずっとこの調子である。 さしものコルベールとしても、そろそろ誰かに助け舟を出してもらいたいと思っていた頃合だった。 「ふむ……そちらのお嬢さんは、ミス・ルイズのご家族といったところかな?」 そういったウルザは少し顔を動かして、色眼鏡越しにエレオノールを見やった。 一方、ノックもせずにいきなり入ってきた白髪白髭色眼鏡に見慣れないローブを羽織ったこの老メイジに、エレオノールは困惑の表情を浮かべる。 「ええ。私はこの子の姉でヴァリエール家の長女、エレオノール・ド・ラ・ヴァリエールよ。そういうあなたはどこのどなた様かしら?見たところメイジのようですけれど……」 言葉だけは丁寧に、眼鏡越しの視線は不審者を見るような厳しい目つきでエレオノールが言った。 「私の名はウルザ。こことは陸続きではない『遠い地』より来たる者だ。ミス・ルイズに使い魔として召喚されここにいる」 「……使い魔?」 呆れたような、どこか諦めた表情でエレオノールはベットの上のルイズを見下ろした。 「ルイズ、本当なの?」 「ええっと……その、本当です」 おずおずと答えるルイズ。それを聞いたエレオノールは疲れたように、自分のこめかみをぐりぐりと押して溜息をついた。 「魔法からっきしのあなたが召喚の儀に成功したと言うのは喜ばしい知らせだけど……人間の、しかもメイジの方を召喚するというのは、流石ちびルイズ、一味も二味も違うわね」 「うう……」 ここ数ヶ月、人間的にある程度の成長を遂げているルイズであったが、この姉と母親にだけは頭が上がる気がしなかった。 「とんだご無礼を、わたくしの方からもお詫びいたしますわ。……ええと、ミスタ・ウルザとお呼びすればよろしいのかしら」 「それで結構だ。お嬢さんは……ミス・ヴァリエールでよろしいのかな?」 『お嬢さん』と呼ばれたエレオノール、ルイズはその顔色を恐る恐る窺った。 しかし、激怒しているかに思われたエレオノールは恥ずかしそうにうっすら頬を赤らめているだけだった。 「それではこの子との区別がつきませんわ。エレオノールで結構です」 「ふむ……」 言われたウルザが手を顎に当てて、髭を撫でる。 エレオノールはウルザが手を動かしているその口元から胸にかけ手をじっと見ていた。 「ではミス・エレオノールとお呼びしよう。よろしいかな?」 「ええ。私はそれで構いませんわ」 ルイズとしては姉の様子がどこかおかしい様に感じられたのだが、口出しするのははばかられた。 「それで、ミス・エレオノール。用件とは何ですかな?」 ウルザの質問に、素早くコルベールが声をあげた。 「彼女はミス・ルイズが先の戦いの場に居合わせたことの説明を求めているのです。 ミス・エレオノール、こちらのミスタ・ウルザは先の戦いにも参加した『例の船』の関係者です」 すかさず要点だけを伝え、自分の役目は終わったとルイズの横、ウルザが立っているのと逆の方へと移動するコルベール。 彼もルイズと同様にこのアカデミーの鬼才には苦手意識があるようだった。 「ミスタ・コルベールが仰った通り、私はここにこの子がどうして戦場にいたのかを問い質しに来たのですわ。 もしも何かの事故、手違いなどであのフネに乗ったということでしたら、わたくしはこの子をすぐに屋敷にまで連れ帰るよう、父に言いつけられております」 「姉さまっ!?」 それは困る。 自分にどれだけの時間が残されているか分からない。 それをウルザのため、この世界の為に使おうと決めたのだ。 屋敷の中で閉じ込められている余裕は、自分には無いのだ。 そういったルイズの葛藤や決意を無視して、エレオノールは言い放つ。 「お黙りなさい。大体、魔法も使えないあなたが戦場で一体何の役に立つと言うの」 うっ、と言葉に詰まるルイズ。 ルイズは未だ誰にも自分が虚無の系統に目覚めたことを他人に明かしたことは無いのだ。 コルベールやオスマンは、早い段階からウルザの口からそのことが説明されていた為、ルイズ自身が誰かに語る機会は無かったのである。 ゼロのルイズと呼ばれ馬鹿にされ続けてきたルイズだったが、自身が虚無の系統であることを知って以来、以前ほど風評が気になることは無くなっていた。 また、それ以上に自分が虚無の系統であることを吹聴してまわることに強い抵抗を感じていた。 それは『虚無』という選ばれた者の力に、潜在的に恐怖を感じていたかもしれなかった。 暫く顎鬚を撫でていたウルザが手を止めて、口を開いた。 「それは少々困る。彼女は今や『ウェザーライト計画』の要とも言える存在、ミス・ルイズ抜きでこのトリステインがこの先の戦いを続けることは難しいだろう」 いきなり突拍子も無いことを言われて、鳩が豆鉄砲を食らったかのような顔を見せるエレオノール。 ルイズは姉がそんな顔をするのをいつ振りに見ただろうかと思案したが、記憶に霞がかかって思い出すことはできなかった。 妹の視線に気づき、咳払いを一つ。これで調子を整えたエレオノールは、勢い良くウルザに食って掛かった。 「この子が要?魔法も使えない子がどうして王宮の計画らしい『ウェザーライト計画』とやらの要になると言うんですの? はっきりとここで説明をしてください」 説明をするまではてこでも動かないと、全身から漂わせる気配が語っていた。 「ミス・ルイズ、君は君の口から自分の魔法について説明するべきだ」 「……え?」 てっきりウルザが説明するとばかり思っていたルイズが、思わず声を漏らす。 「ちびルイズ。あなたもしかして自分の系統に目覚めたの?」 エレオノールにそう問われてルイズはすぐさま答えることができない。 口にして、何かが変わってしまうのが怖かった。 だが、それ以上に家族である姉に、嘘をつくのが嫌だった。 少しだけ躊躇った後、ルイズはその口からはっきりとエレオノールに自分が何に目覚めたのかを伝える覚悟を決めた。 「姉さま。私の系統は……」 前へ進もう、臆せず、止まらず、前を見て。 迷っている時間は無い、自分に残された時間は少ないのだから。 「虚無です」 それを聞いたエレオノールが、何かの冗談だろうとコルベールとウルザの顔を交互に巡らせた。 そして、二人の真剣な表情に冗談ではないらしいと読み取ると、エレオノールは本日二度目の唖然とした顔を見せた。 「虚無?虚無ですって?そんなもの伝説の中にあるだけじゃない。アカデミーでだって虚無の系統の実在は報告されていないわ!」 声を荒げるエレオノール。しかし、ルイズの表情は真剣そのもので、自分が見たことも無いような『一人前』の顔をしていた。 いつも泣いていたルイズ、自分とカトレアの後ろばかりを歩いていたルイズ。 そのルイズがこんな顔をするようになっていたことに、エレオノールは姉として大きな驚きを感じた。 そのとき、またドアがコンコンとノックされた。 それを聞いて話は終わったとばかりに椅子に腰掛けるウルザ、コルベールは後のことが気になりながらも部屋を退出する旨をルイズに伝える。 ルイズはエレオノールのことが気になりながらも、ドアの外に待つ来客に声をかけて、入ってくるように伝えた。 そうして、ガチャリと音を立てて入ってきたのは歳若い魔法衛士隊の制服を着た騎士だった。 ルイズにとって魔法衛士隊の知り合いと言えば、元グリフォン隊の隊長であった彼のほかに無い。 見覚えの無い顔にきょとんとした顔をするルイズに、騎士は背筋を伸ばし、深く敬礼をした。 「ミス・ルイズ、ミスタ・ウルザ。お二方に手紙を渡すように預かってまいりました」 そういいながら騎士はきびきびとした動作で巻物を差し出す。 それを受け取ったルイズは、中を見て差出人を確認しようとしたが、そこで手が止まる。 そこにある封蝋に押された花押は、王家の紋章。 「!? これってまさか!?」 ルイズが上擦った声を上げるが、青年はきびきびとした声はそのままに、事務的な口調で返答した。 「自分は何も仰せつかっておりません。差出人の確認は中を見れば分かるそうであります」 直立不動の姿勢を崩さない青年。何かを言い含められているのか、その顔は緊張して目線は何も無い宙のただ一点を見ているばかりだった。 「……分かったわ」 青年が退室した後も、無言のまま手紙と封蝋の印章を見つめ続けるルイズ。 退出するつもりだったコルベールも、先ほどまで取り乱していたエレオノールもまた、無言。 ウルザはそれが何であるのか分かっているのか、興味なさそうに備え付けの机の引き出しから本を取り出して、何かを書き込み始めた。 ルイズは恐る恐るといった手つきで手紙を開封した。 手紙の中身、アンリエッタの筆跡で書かれていたそれは、王宮にて明日開かれる予定である軍議への出頭要請だった。 国を守る為、戦ってもらわねばなりません。 ―――トリステインの女王 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む